井上尚弥やユーリ・阿久井など有名なプロボクサーがいるのにオリンピックに出れないのは何故？アマチュアとプロの違いについて調査！！

プロボクサーがオリンピックに出れないのは何故？

プロボクサーがオリンピックに出れないのは何故？

パリオリンピックが7月に開催されるにあたり、気になったのはボクシングのこと。

井上尚弥さんやユーリ・阿久井さん、重岡銀次朗さんなど、階級は違えど世界王者はたくさんいる日本。

世界王者なんだからオリンピックにでるのでは？っと調べると、有名なプロボクサーはオリンピック選考の予選すら参加していない。

なぜ？？

そこにはプロボクサーとアマチュアボクサーに違いがあることが発覚！！

リオオリンピック以前まではプロボクサーは出れなかったようですが、現在はプロでも参加はできるため、『出れない』のではなく『出ない』のだそうです。

アマチュアボクサーとプロボクサーの違いについて調査！！

アマチュアボクサーとプロボクサーの違いについて調査！！

テニスにも軟式テニスと硬式テニスがあるように、ボクシングもアマチュアボクサーとプロボクサーとあり、そもそも競技の性格やルール、契約も違うそうです。

競技の性格の違いについて

【アマチュアボクサー】

相手のパンチを巧みにさけつつ自分のパンチを当てられ得点を稼げるかであり、ダウンを与えても単なるヒット１つとして得点が入るだけで、勝利につながるとは限らない。

【プロボクサー】

いかに強いパンチを当てて相手を倒すかであり、たった一発の強いパンチでダウンを与えても勝利につながる。

競技のルールの違いについて

【アマチュアボクサー】

3分3ラウンド

トーナメント形式で連日試合が行われる。

【プロボクサー】

3分12ラウンド

年に2～3回のペースで試合が行われる。

契約の違いについて

【アマチュアボクサー】

AIBA（国際ボクシング連盟）が立ち上げたWSBと契約をする。

【プロボクサー】

WBA、WBC、IBF、WBOなどの団体に所属をする

なのでプロボクサーがオリンピックに出たいと思ったら、まずWSBと契約をする必要がでてきます。
条件が満たせば選手登録はできますが、その場合現在の経歴や地位は剥奪されマイナー契約となってしまいます。

まとめ

同じボクシングでも内容やルールも違い、しかも現在の地位から降格しマイナーなWSBと契約してまでオリンピックに出たいか・・・そう考えると、たしかにプロボクサーはオリンピックに出ないというのが現状でしょうね。